2026-07-17
背景除去アップデート — 暗い背景でもマントやディテールを残す
AI背景除去が最も苦手とするケースがあります — 暗い背景の上の暗い部分です。黒い背景に垂れた濃い赤のマント、影に溶け込む鎧の縁。人の目には確かに見えるのに、セグメンテーションモデルはこうした低コントラストの領域を背景と判断し、キャラクターと一緒に消してしまいます。今回のアップデートはこの問題を正面から扱い、結果を手直しするエディターも改善しました。
暗い背景で消えていたディテールを取り戻す
背景が純粋な黒や均一なグレーのような単色のときは、AIモデルだけに任せず、色で背景を選び分けるようになりました。端から内側へ塗りつぶすように、背景色とつながった領域だけを取り除き、その中に残る部分 — つまり背景に接しているが背景色ではないマントのような領域 — は、半透明にかすれさせるのではなく「しっかり詰まった」不透明で復元します。以前は暗いマントが縦縞のように所々透けて見えていましたが、今はひとかたまりとしてそのまま残ります。背景に浮いていた細かな残りカスも、キャラクターから離れていれば自動的に整理されます。この処理は単色背景のときだけ働くので、写真のような複雑な背景には影響しません。
どれだけ消すかを直接調整
背景ごとに必要な「強さ」は異なります。純粋な黒い背景ならマントを守るために弱く消し、少しまだらなグレー背景なら背景の質感まで取り除くために強く消す必要があります。そこで「キャラクターディテール保護」スライダーがこの強さを直接調整するようになりました — 「ディテール保持」側に上げると穏やかに消して暗いディテールをより多く残し、「エッジ整理」側に下げると背景をより強力に取り除きます。値を変えて「設定を適用」を押すとすぐに再処理されます。
手で仕上げるツール — 復元・消しゴム・マジックワンド
自動結果が完璧でないときのために、「編集」画面に3つのブラシがあります。マジックワンドは残った背景や色のある領域をクリックすると、似た色でつながったピクセルを一度に消します。復元ブラシは誤って消された部分の上を塗ると、元画像からその部分を取り戻して復元します。今回新しく追加された消しゴムはその逆で、塗った場所を手で直接消します — マジックワンドが取りこぼした細かな断片を整理するのに便利です。ブラシサイズの調整と元に戻す(Ctrl+Z)はすべて共通で使えます。
背景色の切り替え・拡大などの便利機能
エディターの左上に、透明背景のチェッカーボードの色を変えるスウォッチを追加しました — 標準のグレーのほか、緑・青・紫に切り替えながら、暗いキャラクターがどんな地色で見やすいかを確認できます。プレビュー画像をクリックして大きく表示するときは、右上のボタンやマウスホイールで拡大・縮小し、拡大した状態でドラッグして細部を覗き込めます。編集を開くボタンも、何ができるか一目でわかるように整えました。
はじめる
背景除去はブラウザ内で処理され、無料です。ワークスペースの「背景除去」タブで画像をアップロードすると自動除去の結果がすぐに出て、「編集」ボタンで上記のツールを使って仕上げられます。暗いキャラクターやマントのせいで背景除去がうまくいかなかった画像があれば、もう一度アップロードしてみてください。
キャラクター画像1枚で試してみましょう
無料で始める