2026-07-19
Unityの2Dスプライトアニメーションを AI で作る — シート生成からインポートまで
2Dゲーム制作で最も時間がかかる作業のひとつがキャラクターアニメーションです。アセットストアを探しても自分のゲームに合うキャラクターはなく、ドット絵やイラストの外注はモーション1つでも費用がかさみます。この記事では、キャラクター画像1枚から出発し、AI でスプライトシートを生成して Unity にインポートし、アニメーションクリップにするまでの全工程を扱います。
必要なのはキャラクター画像1枚
必要なのはキャラクターの全身画像1枚だけです。自分で描いたイラスト、外注の原画、他の AI ツールで作ったキャラクターでも構いません。GenioPlus のアニメーションツールにアップロードすると背景が自動で除去され、グリーンスクリーン版が用意されます。切り抜きが完璧でなければ、マジックワンド・復元ブラシ・消しゴムで整えられます。
スプライトシートの生成
モーションプリセット6種(待機・歩行・斬撃・ジャンプ・詠唱・被弾)から選ぶか、自分でプロンプトを書くと、AI がキャラクターの動く短い映像を生成します。そこからフレームを抽出します。歩行のような一定のループは「均等」戦略、攻撃のような緩急のある動きはポーズ差の大きいフレームを優先する「特徴的」戦略が向いています。グリーンスクリーンを透過処理してシートを生成すると、PNG シート、フレーム別 ZIP、そしてフレームサイズ・列×行・間隔を記したメタデータ JSON をまとめてダウンロードできます。この JSON が次の工程でそのまま役立ちます。
Unity へのインポートとスライス
シート PNG を Unity プロジェクトに入れ、インスペクターで Sprite Mode を「Multiple」にして Sprite Editor を開きます。Slice メニューで「Grid By Cell Size」を選び、先ほどのメタデータ JSON にあるフレームサイズ(例:256×256)と間隔をそのまま入力すれば、フレームが正確に切り出されます。Automatic スライスはフレームごとに切り抜きサイズが変わり、キャラクターが揺れて見えることがあるため、グリッド方式をおすすめします。
アニメーションクリップの作成
スライスされたフレームを Project ウィンドウで全選択し、シーン(またはヒエラルキー)にドラッグすると、Unity がアニメーションクリップの保存ダイアログを表示します。名前を付けて保存すれば、クリップと Animator コントローラーが自動で作られます。再生速度はクリップの Samples(秒間フレーム数)で調整し、左右の移動はシートを2枚作らずに SpriteRenderer の Flip X で反転すれば十分です。歩行・待機・攻撃のクリップをそれぞれ作って Animator で遷移させれば、基本のキャラクターセットが完成します。
ドット絵なら2つの設定を
ドットスタイルのシートなら、テクスチャのインポート設定で Filter Mode を「Point (no filter)」に、Compression を「None」に変更してください。デフォルト(Bilinear)はピクセルの境界をにじませ、ドットがぼやけます。Pixels Per Unit はフレームサイズとゲーム内のキャラクターサイズに合わせて調整します。
はじめる
GenioPlus は登録時の無料クレジットでシート1枚を十分に試せます。キャラクター画像を1枚用意して、まず歩行プリセットから試してみてください — 書き出し前に「クリック移動テスト」で、ループが自然かをゲームのような画面で確認できます。
キャラクター画像1枚で試してみましょう
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